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漫才師
最近のお笑いブームでふたたび脚光を浴びた漫才師たち。かれらはバラエティ番組などでも活躍し、私たちとって非常に身近な存在となっています。そんな漫才師の仕事は、とにかくお客さんを笑わせること。観客の反応を見ながら、自分たちの作ったネタを繰りだしたりアドリブをまじえたりして、臨機応変に漫才を展開していきます。活躍の舞台は幅広く、寄席やテレビ番組、ラジオ番組などさまざまです。ただし、漫才は古くからの伝統ある文化でもあります。上下関係が非常に厳しいため、若手の漫才師は本番前に先輩に挨拶まわりをしなくてはなりません。
漫才師になるには、芸能プロダクションなどが主宰する養成機関やバラエティ関係の専門学校で、ネタ作りや話しかたなどの基礎を学ぶのが一般的。他にベテランの漫才師に弟子入りするといった方法もあります。このようにして力をつけて、芸能プロダクションに入るか、オーディションで合格すると、プロとしての活動がスタートします。学歴などはいっさい問われません。
この職業につくのに必要な資格はなく、実力がものをいう世界です。ネタを考えるときには、個性的でインパクトのあるものを作るため、独創性が必要でしょう。また、はやりに敏感になり、ウケる要素を積極的に取りいれる姿勢が大切です。本番では、大勢の観客の前でもはっきりと余裕のある口調で話せることや、場の雰囲気を読んで臨機応変に対応する力が必要になります。コンビやトリオで漫才をしている場合は、おたがいの意思疎通がきちんとできなくてはならないので、コミュニケーション能力も非常に重要となるでしょう。
漫才師はとてもはなやかなイメージが強く、なりたいと思う人も数多くいます。しかし現実には、ごく一部の才能ある人だけが成功できる厳しい世界です。ばくだいな収入を得る人がいるいっぽうで、多くの漫才師はバイトをしながらの苦しい生活を送っています。もっとも、自分の作ったネタがウケると、とても強い達成感を得ることができることも事実。向上心をもって、積極的に活動することが成功のカギを握っている職業であるといえます。
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